大津市

Sakamoto joushi Park

坂本城址公園

湖に沈む幻の城「坂本城」

信長が明智光秀に命じて築城させた坂本城

坂本城は、元亀二年(1571)、織田信長による延暦寺焼き討ち後、信長が明智光秀に命じて築城させたものです。当時、坂本城があるこの地域は、延暦寺の監視ができる比叡山山麓に位置したこと、京都へ通じる山中越やびわ湖を活かした湖上交通を利用できる交通の要であったことから軍略上、重要な場所と考えられていました。

当時の坂本城は、天守閣が高くそびえ、城内にびわ湖の水を引き入れた水城で、雄大なものであったと伝わっています。イエズス会の宣教師として来日していたルイス・フロイスの記録である『日本史』の中では、「信長が安土山に建てたものにつぎ、この明智の城ほど有名なものは天下にない」と語っています。

天正十四年(1586)に大津城築城の際に、坂本城は廃城となり、現在、その遺構はほとんど目にすることができません。しかし、びわ湖の渇水期で水位が下がった際に、坂本城の石垣が湖から姿を現すことがあり、坂本城の遺構は、今もなお湖の中に眠っているのかもしれません。坂本城跡は公園に整備されており、坂本城から眺めたであろうびわ湖の景色を楽しむことができます。

信長が明智光秀に命じて築城させた坂本城
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